浸食するミク

街をぶらついていたらよく有線がかかっている場所がありますよね。

どこかで聴いた曲だなぁと思っていたら初音ミクの曲を男性が歌っているものでした、曲は「桜ノ雨」だったのですけど(^O^)

公共の電波でもミクの曲が流れるのですねぇ、男性が歌っていたとはいえ少しびっくりしました。
ミクも一時期よりはだいぶ下火になりましたけど、まだまだニコ動画にはびこっています。
ミクの曲を聴いていて思うのですけど、男性が作る曲がメインなせいかどうかわからないのですけど、愛だの恋だのといった曲が少ない気がします。

あまり、愛恋連発する歌は好きではないので、私にとってはそれでいいのですけど、作り手の気持ちが現在の女性歌手とは少し違う方向に向いて作っているからでしょうか。(「メルト」のような曲もありますけど、あれはあれで少し違うような気がします。)
抽象的な歌詞、希望に向かう曲、あとは「コンビニ」に代表される日常そこにある風景を緻密に捉えた曲、これらはたぶん商用にならないために出てくる非常に自由な発想の歌であるとおもいます。「サラリーマンの歌」というのもありました。一生懸命働いて、家に帰ってただ寝るだけ〜と続くのですけど、これを売れ、といわれると非常に難しいものがあるのかもしれません。ですが、市場に出回ってないのも確かですよね。(出てるのかもしれませんが需要がないのかもしれません。)

よく記事にもとりざたされますが、こういった楽曲の扱いというのが非常に難しい事になっていると聞き及びます。
商用する、ということは売る、ということであり、今までニコニコ動画やzoomeに無償で提供していたものを「売る」行為を発生させることになります、このことを敬遠する方々もいらっしゃるようですが、私はまさに技術の無駄遣いだと思うので、売って自分の為にしたほうがいいと思いますよ^^;自分の人生は長いようで短いのですから、できることがあるならそれを糧に変えて次なるステップに進むべきです。汚い言い方かもしれませんが、資本主義社会です。力のあるものが上に上っていくのですから。

ただ、やみくもにそういった行動をすることもどうかと思います。節度を守った行動と対策が必要になるでしょうね。
私は、人が簡単にできないことをさらっとこなす人間をすごいうらやましく思います。自分でもできれば一番なんですけど、なかなかそうはいかないようです。自然と頭に入ってくることこそが天性に与えられたものじゃないかなと思うのですよね。

努力しても、簡単にその努力の山を越えていく人っていますよね。自分にはそういった能力がありません、ただの凡人ですので、こういった初音ミクを素晴らしくアレンジし世に送り出してくるクリエイター達にエールを送ります。