冬春モデル発表

11月10日にdocomoSBMのダブルで冬春の新作発表がありました

今回はdocomoをターゲットにしていたのでまずはdocomoのことを書きたいと思います。
今回発表されたのは19機種、まあまあな数です。ちなみにSBMは22機種、auは13機種です。
STYLEシリーズがもっとも多く10機種、一番の売れてるゾーンのようですね。注目のセパレート携帯を擁するPRIMEシリーズは5機種、SMART2機種PRO2機種といった構成です。
細かな内容はITメディアさんやケータイWatchさんにお任せするとして、自分が気に入ったのだけ書いていきます。

今回購入予定にしているF-01Bですが、妥協の無い仕上げで出てくることを期待していたのですが、N-02Bに乗っている上り最大5.7MbpsのHSUPAやWi-Fi連携が無い。
無線LANはまあ、しょうがないとして、このHSUPAには対応して欲しかったな、というのが正直な感想です。他の部分の完成度が高いだけに悔やまれますね、富士通docomoにしか供給してないのですから、せめてF-01Bには乗せて欲しかったなと思いました。F-04Bはセパレートというギミック、F-03Bはチタニウム、なんですけど、中身はほぼF-01Bなんですよ。PRIMEの特性を考えるなら、フルスペックでPRIMEの名に恥じない頂点の端末であって欲しかったですね。そして、塗装も安っぽいです。ブルーを買おうとおもっていたのですけど、ツルツルで一番安っぽく見えました。ブラックかホワイトのほうが少しマシな感じに映りました。

フルスペック防水ということでこの一択になるのですけど、次私が買い換えるときは妥協のない端末にしていただければと思います。

そして、注目のF-04Bですけど、見事にセパレートしていますね。CEATEC JAPAN 2008に参考出展されたときは磁石でくっつく感じでしたが、スイッチで取り外す感じになってましたね。分離しても単独での操作が可能なんですけど、そのために電池が両方共に配備されているため、重い・・・^^;重量は173gもあります。
別れはしますけど、一応スライド端末ではあるようですね。これは様々な意味で面白い端末だと思います。新たなフィールドを開拓しそうな端末なので、富士通が販売までこぎつけたことはまったくもって嬉しいことだと私は思いますね。他の端末のなんと面白みのないこと・・・折りたたみばかりですし、似たような端末の多いなか、こういった端末、また、見かけ倒しでない端末こそが市場を活性化させると思いますから
あとはこの重さと防水、無線LANにHSUPAなどに対応させてくればかなり面白い端末になると思います。まあ、今後派生していけるかが勝負ですね。

あと、目を引いたのはSTYLEシリーズのN-03B。SCRATCH SHIELDという新たな塗装技術を端末に使用しているそうです。これはユーザー視点からするとかなりありがたい仕様だと思います。携帯の塗装ははがれやすいのが現実です、また、割賦割導入後端末を2年使うと見た目はぼろぼろになってる方が大半です。これをすくなからず防ごう、という発想から新しい塗装を開発、今回のN-03Bに使用しているとのことです。こういった開発はかなりなユーザーに受け入れられると思います。

気になったのはそれくらいですね、スマートフォンは当分要りません。それ単体でi-modeが動くようになるまでは要らないです。N82はYケータイ動きますからね・・・

こうしてみるとやはりdocomoは端末にはかなり力を入れてきているな、と感じざるを得ません。ただ、問題は契約料金形態です。はっきりいって高い、です。ユーザーの支払額を増やそうとしているサービスばかりだと思いました。税金と同じだと思うのですけど、何か増やすなら何かを減らさないといけないはずです。無線LAN網を開放するとか、通話定額を上限15,000で考えるとか、音声通話で減収らしいのですけど、”高い”から”通話しない”んですよ。だから高止まり、では企業として成長を放棄しています。日本市場は伸び悩んでいます、企業として黒字になってもそれはリストラによる一時的なもので、市場競争によって生み出された黒字ではありません。

docomoの仕掛けは海外ではないはずですよ、ガラパゴスの象徴的docomoが日本国内においてガラパゴスから抜け出せていないのに、そのやり方を海外に持ち出してもそりゃ受けないと思います。基本、日本はパッケージです。外からの進入を阻止しよう、阻止しよう、そういった端末作りです。海外は必要なものは自分で入れなさい、といった姿勢まるっきり逆の発想なんですよ。パソコンがそうですよね。買ったばかりのパソコンは無駄なソフトがたんまりインストールされていて、無駄にメモリを食って動作を鈍らせています。消せば快適に動くのですけど、なぜ使わないソフトまでプリインストールしますかね。あわよくば契約してくれるかも、的な発想で見え透いてて私は受け付けられません。

江戸時代の鎖国の風土が抜け気っていないのか、どうも、物作りにおいてもそんな感じがするのですよ。

話が逸れました。

端末としては最高級の端末をやはりdocomoは送り込んできました。auの端末はやはり見劣りしてしまいましたね・・・

SBMはまた、日を改めて書きますね