SH-01H
前回、色々言ったAQUOS ZETA SH-01Hを手にいれましたので、ちと触れてみます。
がんばった!感がありありとでていますが、手に持った感触は悪くありません。
今回、XPERIAはわたしの中ではまったく眼中になかったのですが、一応SH-01Hと比べてみました。
外観に関しては、今回のXPERIA Z5 COMPACTは全く高級感がないですね。安っぽい。
Z1fで感じたワクワク感は皆無。やはりプラにしてしまうと一気に高級感が無くなります。小さいだけ、の端末ですね。それに比べたら今回のシャープは頑張ったと思います。
内容に関しては、これも前回触れたのですが、より人に触れよう、というアプローチを感じます。それがいいか悪いかは別として。
最近は各メーカーがフラッグシップモデル、というのをバンバンだしてきます。
どこがどうフラッグシップなのかよくわからないものもあります。
打ちだしの場所を言われても、そうなんだ、それでこの価格は高くない?
といった端末も散見されます。
どれもパワーと外見を重視したものがほとんどと言っていい。
正直オクタコア(8コア)を使うシーンはまあ、ありません。よほど重たいゲームなどの処理をする時くらいでしょうかね・・・
また、スナドラ810の発熱問題でどのメーカーもかなり対応に苦慮したのが見受けられます。パワーを解放すれば発熱がおこり、ユーザークレームになりかねない。
NEXUS 6Pはそこをかなりうまく回避しています。同じオクタコア機とは思えないほどゆったりした温かさになる程度で済みます。こういったところがフラッグシップなのかもしれません。
さて、SH-01H。ヘキサコア(6コア)機です。
AnTuTuのベンチマークを流してみると、4コアと5コアはなんと寝てる・・・
スペックをどうやら止めているみたいなんです。
ベンチマークが異様に低い、という書き込みもあるようですが、こういうところからきているのかもしれませんね。ベンチマークだからこうなのか、常時動いていないのか。はたまた、ピンポイントで負荷のかかるときだけ動くのか・・・謎ですね。
これはヘキサコアというよりもクアッドコアなのでは・・・と思ってしまいます。
NEXUS 6Pが59000前後SH-01Hは36000前後。コアの違いがあるとはいえ、この差はやはり大きいです。ベンチマークの終了時間もNEXUS 6Pの方が圧倒的に早かったです。ここらへんはコアの問題でしょうね。
ハイスピードIGZOに加え、キャリアアグリゲーションによるPREMIUM4Gに対応、これらがCPUの鈍足にどれだけブーストかけてくれるかにもよりますね・・・
そして写真比較(上がNEXUS 6P 下がSH-01H)
画素数はMAX同士(NEXUS 6Pは12.2M、SH-01Hは13M)
う~ん・・・同じ倍角にして、これだけ粗が目立つとね・・・
NEXUS 6Pに関しては何も言う事がありません。スマホカメラでここまで写せれば問題ないでしょう。カメラに関しては前評判から良かったですからね。
SH-01H・・・GRシリーズうんたらいうのならもう少し頑張りましょう。
こういうところが手抜き、の所以です。詰めの甘さが露呈します。
いまや写真の機能はあって当たり前なうえに、一番使う機能の一つでもあります。
他の目に見えない所を頑張るくらいなら、見えるところのチューニングを必死にやられたほうがよろしいかと思います。それだけで、まわりの評価は格段と上がるはずです。
確かにNEXUS 6Pはお財布やワンセグなどの機能は搭載していないので、そっちに力を注げる、というのはあるかもしれません。ですが、ここをクリアしないと、海外勢に太刀打ちできません。今でも風前の灯状態なのに・・・
しかし、通常使いを考えると全く間逆の発想になります。
もちやすさ、防水防塵など、特有の機能は持ち合わせているので、普段使うのは実はSH-01Hのほうが使いやすいのです。あと、バッテリーに関しても圧倒的にSH-01Hのほうがもちます。NEXUS 6Pは速攻で無くなっていきます。夜10時ごろには20%台になっていますが、SH-01Hは同じ使い方で40%台を維持しています。
液晶も有機ELのおかげで外での圧倒的な見辛さを持つNEXUS 6Pよりも俄然見やすいのはSH-01Hです。
これらを踏まえると、基本使いはSH-01Hになるのですよね・・・
結局2台持ち歩くので、写真はNEXUS 6P、作業はSH-01Hのような組み合わせになっています。
エモパーに関してはこういうのもやはりアリかなぁと思いながら聞いています。これから、ですね、この機能は。
まあ、つらつらとレビューでした。