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中島みゆきコンサート

先日、神戸国際会館で行われた中島みゆきのコンサートにいってきました。

今まで、CDやらラジオなどで散々聴いてきているのですが、実際生で歌っているところを見る事はみなさんも稀だと思います。

この人、まず生で動く被写体の前に出てきません、化粧品やらフジカラーやらCMには度々登場するのですけどね。
で、コンサートツアーをやる情報を得たので、さっそくチケットを入手と思ったのですが、ローソンチケットなど、開始時間に売り切れ、私8時59分にロッピーの前で待ち伏せ、9時ジャストに買う、ボタンを押したのに、速攻ですよ、これにはびっくりでしたよ。でも、これ、どうなんでしょうね・・・ちと販売方法考えませんと・・・普通の人買えませんよ。

昨年末と今月の2回、神戸に来るということだったのですが、指定席おろか立ち見も取れず、正規販売では完売状態です。
では、NETということで調べるとでるわでるわボロボロ・・・1枚正規値段8400円に対して1万5千円前後の相場で取引されています。これではたまったものではありません。オークションに切り替え、なんとか1万円にてGETいたしました。

通常より若干高くなりましたが、まあ、これはこれで良しとします、1階席ですし。

で、昨日。

私は自身がコーラス等やってたこともあり、それなりに歌には触れてきたつもりです、もちろん正式な活動というわけではありませんが、大学時代は4年間コーラスをやっていました。私自身が高音(男性でのテナー)パートであり、音階の上がり下がり位は判断つくほどにはなりましたけど・・・

この人・・・ただただ、凄い、としかいいようのない歌声です。

今まで散々CDなどで聴いてきてますから歌声は解ります、しかし生で聴くとここまで凄いのか、という言葉しか出てきません。

今年で59歳を迎えるとは思えない、声の張り、力強さ。そして独創的な歌詞。

震えがきました。ここまで思うアーティストは私が今までコンサートを見に行った中では居ません。
アップテンポからアカペラまで様々な曲を歌いこなす中島みゆき、じっと耳を澄ませて聴くと考えさせられる歌詞、どれもこれも全て彼女の世界観を形成していました。

正直、言葉では伝えられないんですよね、凄い、とか感動、とかなんかそんな言葉ではヌルイ気がします。
それでしか伝えられないもどかしさを感じますが、これは実際生で見た人しか解らないと思います。
それほどまでに凄かったということを伝えたいんですけどね。


私がこの人の曲で1曲、推す曲があります。

「糸」

コンサートでは歌われませんでしたが、私がこの人の歌で自然と涙が出てくる歌です。
最後のフレーズに
「逢うべき糸に出逢える事を 人は仕合せと呼びます」

人は必ず出逢います、ですが、様々な年輪を重ねるうちに別れも発生します、その中で、どれだけの人が逢うべきものに巡り合えるでしょうか。

自分の置かれた立場、今の境遇、それらの先にある出逢い、別れ、そのすべてが自分を形成する一つなんです。

声、人、歌詞、中島みゆきを構成するパーツは私達はこういった舞台の中でしか感じられませんが、その一端を垣間見ただけでこれだけのことを考えさせる「人」はそうそう居ません。

自分の中の世界観と連動する部分がこの人の歌詞には必ずあります。それを歌で具現化する中島みゆきは私はこれこそがアーティストなんだなと、「本物」を見たと思いました。

この人の歌詞はラブソングのようでほとんどがラブソングではありません。

良かったら聴いてみてください。

今の自分の境遇と歌詞が連動する部分があったら、それこそが・・・