秋端末

いよいよ秋端末の発売が始まりました。

DoCoMoの発表から少し間があいたので、DoCoMo端末の印象を書いておきますね。

MNPで煮え湯を飲まされてからようやくDoCoMoの反撃(笑)と云える端末群だと思います。
自国で苦手な部分をうまく海外メーカーに振り分け、国産メーカーの得意とする部分をうまく活用したラインナップだと見えます。

特にDoCoMoにしか端末を供給していない富士通が頑張っていますね。ただ、防水にこだわった為PRIMEシリーズに列するF-01Aが定評のあったヨコモーションでなくなったのが少し残念でしょうか。動きももっさりではなく、それなりにキビキビ動いているみたいです。ただ今回ソフトバンクDoCoMoが打ち出しているタッチパネルに関してはiphoneの足元にまだまだ及びませんね。唯一匹敵するならソフトバンク931SHくらいでしょうかウィジェットもどんな動きを見せてくれるのか期待です。パソコンのショートカットアイコンみたいな感じでとらえるとわかりやすいかもですね。

来年にはDoCoMoからもGoogleのアンドロイド携帯も発売されるようで国内トップメーカーとしていよいよ地盤固めといった感じでしょうか。

ノキアやHTC、ブラックベリーなどスマートフォンのラインナップも見逃せまんがいかんせんiモードメールに未だに対応していないのがいただけませんね。ここらへんはDoCoMoは手抜きせず、しっかりと作り込みを行うべきでしょう、ソフトバンクサムスン携帯、OMNIAを見習うべきです、OMNIAは少しやっちゃった感はありますが(笑)

今回のDoCoMoはどの端末を選んでも、自分の生活ニーズに合っていれば背伸びの無い端末が選べる内容になっていて私的には共感が持てるラインナップでした。

さてさて絶賛崩壊中のauですが・・・

こうして見ると今回の端末は全く魅力ありませんね。全てにおいてDoCoMoソフトバンクの後塵を拝しました。
挙げ句にラインナップを減らしているにも関わらず斬新なサービス及び新端末は一切無いといってもよいでしょう。
唯一がW63CAですが、カメラと映像は他社もかなり力を入れている所で、あえて説明をする部分ではもう無くなっていますね。端末の全体的なレベルが上がってしまい、au側が考えるレベルと隔たりが見えます。小野寺さんは自社秋冬製品のどこに自信があったのでしょうか。説明文を読んでいても申し訳ありませんがあまり共感出来る部分は無いようです。

資金的にそこまで余裕が無いのか政策を見失っているのかわかりませんが、カシオ頼みとなっている今の現状をもう一度見直したほうが良いですよ、今のauは転びかけたころのvodafoneによく似ています。勿論そこまで資金的に圧迫されているとは思いませんが、この世界は一発で形勢逆転もありえます。携帯事業免許を所得しながらvodafoneを買収したソフトバンクが良い例です。しかも着実に成長しています。

この秋冬端末が出揃うのが年明け、auは少なくとも来年の春モデルまではジリ貧になるでしょう。スマートフォンに関してもインフラを強調しますが、通信回線が現段階で一番遅いauは何をしても後手に回るしかないみたいですね。

ここにきてイーモバイルが躍進してきました。通信料の安さを全面に押し出し、一般的でないHTCタッチダイアモンドで攻勢をかけてきました。
通信も7,2mと現段階では最速を誇ります。

各社生き残りをかけてかなり白熱してきましたね。

auだけ蚊帳の外っぽいですが。