大雪でした

この3連休使って旅行に行っていました。

世界遺産に登録された石見銀山を見に行ったのですけど・・・

まあ、何も無いです^^;しかも、落石などがあって一番大きい坑道と思われる龍源寺間歩も閉鎖。

はっきりいってなぜ世界遺産になってるのか理解しがたかったです、確かに町並みや歴史を感じさせるものはそこかしこにありました。

でも、世界遺産と呼ぶには圧倒的に足りない何かがあります。

以前、屋久島で縄文杉を見に、山を歩いたときに見た感動はそこにはありません。
映像でしかわかりませんが、マヤやモンサンミッシェルのようなイメージはそこにはありませんでした。

もちろんこれから整備され、見れる場所も増えてくるのでしょう、歴史だけで言えば、戦国武将達は石見銀山を制すれば国を制したも同じ、とまで言わしめた銀山です。

精錬所跡はさびれ、看板も読みづらく、立ち入り禁止の札は折れて、雪解けの沼地に刺さっていました。

もともといわくありで登録された世界遺産、でも、登録されたからにはユネスコの名に恥じない世界遺産であってほしいと切に願います。

そこに入れば500円、あそこに入れば300円。

観光名所=世界遺産ではないですよ?

全ての方が平等に見ることが出来、かつ人々に感動を与える圧倒的な遺物。

従来の観光名所のような開発では、今後の日本の世界遺産登録にも影を落としかねません。そこで商売をする方々。自分たちの利権の前に、世界の中のひとつに列せられるプライドを持ってビジネスに結び付けてください。

それができなければ、大河ドラマで使われたロケ地、的な扱いで終わってしまいますよ?

ユネスコ世界遺産とはそんなものではないはずですよね。