コンコード回顧録

私がラグナロクの世界に最初に足を踏み入れたのは、5年くらい前になりますか。あの頃は鯖はケイオスしかなく、キャラクター名もアルファベットと数字しか入力出来ませんでした。プロンテラのテーマソングは聴こえるのですが固まったまま即鯖キャン。ログイン連打するも入れず。それはもう酷いゲームでした。やわ毛は500Kで販売され、ポリンカードなども高値で買い取りされてました。商人の代売りが街のあちらこちらにあり、今ではモニュメント広場になってしまった通称ポタ広場では、アコライトの皆さんが冒険者達を転送していました。
そんな中、当時の私は剣士として育ちます。ギルドシステムの無い世界でしたので、パーティが唯一の共同体でした。解らない世界に慣れるため、仲間を作り、冒険を重ねました。イズルードパッチが入り、冒険の幅が広がる中、敵も強くなり、ログイン環境も良くなりました。
騎士に転職した私はオートカウンターのみでエドガを倒していました。当時のラグナロクはそういった事が出来る世界だったんですね。